ニックネーム:まの
性別:女
年齢:30代
都道府県:大阪府
4歳児と0歳児の母で「あべらーず」内のハナ丸マーケットの販売、制作、HP管理担当です。他のメンバーはサイト内に出店している作家さんです。各自己紹介は各々のサイト内プロフィールでご覧下さい〜。
2005年12月05日(月)
クリスマスの思い出 クレーム編
その後サンタはいないとわかった私は12月になるとおもむろに母に
「クリスマスは○○が欲しい!」
と告げていた。
しかし貪欲な子供であった私の欲しいものはたくさんあって、思いつくすべてを告げていた。
母に普段何のイベントでもない時に欲しがると
「なんでそんなもん買わなあかんの!」
とものすっごい形相で叱られるため、通常母に物を欲しがることはほとんどなかった。
しかしイベントとなれば別である。
母の方も何かと
「ちゃんと言う事聞かなクリスマスプレゼントないで!」
と「クリスマスプレゼント」を利用していた。

そしてクリスマスイブ。
どれがもらえるのだろうとウキウキワクワク。
サンタがいないからといってクリスマスの楽しさに変化はなかった。

翌朝、目覚めると枕元にはプレゼントの包み紙が。
一年のうち一番目覚めのいい朝である。
必死に包み紙を開けてみると…

そこには私が頼んだどれでもない目覚まし時計や靴下などが入っていた。

私はそれをもって母のところへ

私「お母さん!なんで?!まのが欲しいっていってたやつは?」
かなり責めるように母に抗議

母「あんたが欲しがってたものは高すぎて買えなかったんや」
母もちょっとキレながら答えた。

確かに色々欲しいといってた品物の中で一番欲しくて何度も言っていたものは他のものに比べて割高だった。
しかし、だったら他に欲しいって言ったものの中で買ってくれたらいいのに…。
そこまでの細かい気配りはないのかと母を責めたが、もちろん相手にされず、しまいには「こんなんいらんわ!」
と言った私の言葉に母は怒りの雷を落とした。
その後、私はしばらく着替えることすらできず、欲しいものがひとつもないプレゼントを憎らしく睨みつけ大泣きした。

そして翌年。
去年のような失敗は許されない。
かならず手に入るであろうリーズナブルなものを選び、母に「○○が欲しい」とお願いした。
そしてクリスマスの朝。
しかしそこにはやはり私が欲しいと言っていたものはなく、それよりははるかに高そうなパジャマが。

今回はもう母の元に向かう時点で半泣き。

そして母に去年は高いからと言われたから予算を考えて欲しいものを言ったのになんでパジャマなのか?と問い詰めた。

すると母から信じられない答えが返ってきた。

母「あんた、パジャマ欲しいっていってたやん」

私「え〜!???」

私は母にパジャマが欲しいと言った覚えがない。
万が一にも言ったとすれば、今着てるパジャマが小さくなってて、そろそろ新しいのが欲しいなあってくらいのことであろう。
決してクリスマスプレゼントに頼んだ覚えはない!
その後は去年と同じことの繰り返し。怒りの雷。
またも涙が止まらないクリスマスとなった。

そして母がまともに私が欲しいものをくれる可能性はないだろうと確信した私は翌年から
「図書券」を希望した。
夢あるクリスマスを現実的なものに自分の手で変えてしまったのだった。(涙


2005年12月5日 15時30分 | 記事へ | コメント(5) |
| ひとりごと(まの) |
私もまのさんのお母様のように、自分の信念を貫きたい。
クリスマスのプレゼントごときで、もう、悩みたくない。

あ〜〜いやだいやだ・・・。
クリスマスって一体何なの?と思う今日この頃。
Y4さん

だーめですよ〜!!
そんなことしては私のように娘ちゃんが中途半端にまがった人間にぃ〜(咽泣

それにうちの母の場合は「信念」というより「天然」です。
今でも時々
「あんたが欲しいって言ったから」
「あんたが食べたいって言ったから」
というセリフとともに出されるもので私が「欲しい」と言ったものが出てきた試しが…(泣
母は強し・・・・。
そして娘もまた強く逞しく育ったのですね。(笑)
お母様は、うちの義母と似ているのかしら・・・・
義母も「あんた、コレ欲しいって言ってへんかった?」と
全くいらないものを買ってはプレゼントしてくれます。
だから、ルーペ付ペンダントとか使いませんから。(涙)
世代が違うことを思い知った内容です(苦笑)
クリスマスプレゼントなど、近所の子供会で貰ったお菓子しかなかったなぁ〜(苦笑)
ああ、サンタブーツのお菓子は貰ったか・・・・。

でも、誕生日とかに何が欲しい?と聞かれたら、一緒に行って買いにいく私は知能犯でした(笑)
こつぶ夫人さん

大人になって、どこの母も同じなのねとわかってきました。
そして自分自身も母化してきていることも否定できず・・・。

ガルダさん

世代が同じはずのおむつまんはクリスマスプレゼントは毎年ガムだったそうです。
そんな彼からは「ふん!金持ちめ!」と罵られます。
でも高価なものでなくてよかったんですよね。何でもいいから私が欲しいと思ってるものを母からもらいたかった。
私が欲しいうというものをくれない=私のことを考えてくれてない
と子供の私は単純に思ってしまってました。

誕生日にプレゼントを欲しがると
「お母さんがしんどい思いしてお前を産んだ日やで。私が祝ってほしいわ」と切り替えされたりと多難でした。(泣
コメントを記入  
お名前(必須)
 
パスワード:
 
メール:
 
URL:
 
非公開:  クッキーに保存: 
※非公開にチェックを入れると、管理者のみにコメントが届きます。
ブログの画面には表示されません。
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク
inserted by FC2 system